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東京お遍路ゆるさんぽ

松尾たいこ(まつお・たいこ)

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第3番 金剛山悲願寺 多聞院(世田谷区・烏山)

2016.10.05 更新
第3番 金剛山悲願寺 多聞院(世田谷区・烏山)

インド産の石で制作された石造涅槃図

第3番 金剛山悲願寺 多聞院(世田谷区・烏山)京王線の千歳烏山駅から北に向かって徒歩15分ほど。駅前の活気がある商店街を抜け、甲州街道を渡り、住宅街をしばらく歩いて中央自動車道をくぐると、右手に目的のお寺が見えてくる。間口が広い門前から山門を通って境内に入ると、全体にすっきりとした印象。元は新宿の角筈(今の西新宿一丁目あたり)にあったのが、1945(昭和20)年の東京大空襲で全てを焼失し、その四年後、この地に完全に移転したのだ。本堂に続く参道を歩いていると、きれいに掃き清められた境内のあちこちに石塔や地蔵菩薩などが散在している。特に気に入ってしまったのは、小さな不動明王の立像。そのお姿は、カッと目を見開いて迫力がありながらもかわいらしい三頭身。また本堂に向かって右手側にあり、一際目立つ立派な石造涅槃図は、奈良の壺坂寺から寄贈されたもの。先先代のご住職が壺阪寺に在職していたことが縁なのだとか。貴重なインド産のシーラー石で造られているようだ。寺務所は右手奥にあり、開放的で入りやすい。対応してくださった女性もすごく柔らかい物腰で、お寺はやはりそこにいらっしゃる方の雰囲気とリンクすることが多いなあと思った。

 

お寺のデータ

  • 宗派/真言宗豊山派
  • 本尊/地蔵菩薩
  • 本尊真言/おん かかかび さんまえい そわか
  • 世田谷区北烏山4-12-1

第3番 金剛山悲願寺 多聞院(世田谷区・烏山)

 

☆ 街で見つけた ヒト・モノ・コト

街で見つけた ヒト・モノ・コノ 写真1
千歳烏山駅
ここを出ると大きくはないが活気のある商店街が続く
街で見つけた ヒト・モノ・コノ 写真2
商店街
レトロな建物も目立つ
街で見つけた ヒト・モノ・コノ 写真3
カフェ ラシク
駅のすぐそばのカフェは落ち着ける雰囲気
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著者プロフィール

松尾たいこ(まつお・たいこ)

広島県呉市生まれ。
短大卒業後、マツダ株式会社勤務。約10年間、システム開発などに携わる。32歳で上京しセツモードセミナーへ入学。1998年からイラストレーターに転身。
第16回ザ・チョイス年度賞、鈴木成一賞受賞。これまで250冊以上の本の表紙イラストを担当、2013年には初エッセイ「東京おとな日和」(幻冬舎)を出版し、ファッションやインテリア、そのライフスタイル全般にファンが多い。
イラストエッセイ「伊勢ISEで幸せ開き」「古事記ゆる神様100図鑑」など神社にまつわる仕事も多い。最近は、福井で陶画プロジェクトもスタート。
ブログ:http://taikomatsuo.kireiblog.excite.co.jp/

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