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東京お遍路ゆるさんぽ

松尾たいこ(まつお・たいこ)

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第17番 東高野山妙楽院 長命寺(練馬区・高野台)

2016.09.07 更新
第17番 東高野山妙楽院 長命寺(練馬区・高野台)

目が印象的な四天王の山門

第17番 東高野山妙楽院 長命寺(練馬区・高野台)西武池袋線の練馬高野台駅で降り、笹目通りを左手の順天堂大学医学部付属病院沿いに進み、2つ目の信号を左折すると道沿いに堂々とした山門(南大門)が見えてくる。徒歩5分ほどか。まずはこの南大門の大きな仁王像に圧倒される。左右に控える二体の白目が印象的。門の裏側にも二体おり、持国(じこく)天、増長(ぞうちょう)天、広目(こうもく)天、多聞(たもん)天の四天王が揃って安置されているのだ。車の行き来が激しい大通りにほど近いとは思えない落ち着いた雰囲気が漂う境内。江戸初期のものという鐘楼の周りをぐるりと石仏が囲んでいる。弘法大師像は、背中の炎や波のような形をした光背がかっこいい。本堂は、幅広の石段を備え、威風堂々とした様子。その他にも観音堂や姿見の井戸、閻魔像など、広い分見どころもたくさん。高野山を模したという奥之院の橋を渡ると大師堂へとつながる。寺務所で対応してくださった男性は檀家さんとのやりとりがとてもにこやかで柔らかい感じ。もちろん私にも同じ対応で、愛されているお寺はやっぱりそこにいる人も愛されるにふさわしいんだなあと思った。御朱印を待たせていただく間に寺務所内を眺めていると、境内を撮った写真の中に、雪をまとった石仏に鳩がとまっているものがあって和んだ。東側にも門があり、帰りはそちらから。静寂に包まれていて趣があり、どちらから入るかでまた印象が違うお寺だ。

 

お寺のデータ

  • 宗派/真言宗豊山派
  • 本尊/十一面観世音菩薩
  • 本尊真言/おん ろけい じんばら きりく そわか
  • 練馬区高野台3-10-3

第17番 東高野山妙楽院 長命寺(練馬区・高野台)

 

☆ 街で見つけた ヒト・モノ・コト

街で見つけた ヒト・モノ・コノ 写真1
長命寺東門
びっくりするぐらい印象が違う門。
街で見つけた ヒト・モノ・コノ 写真2
東門の参道
緑に囲まれた長い参道。
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著者プロフィール

松尾たいこ(まつお・たいこ)

広島県呉市生まれ。
短大卒業後、マツダ株式会社勤務。約10年間、システム開発などに携わる。32歳で上京しセツモードセミナーへ入学。1998年からイラストレーターに転身。
第16回ザ・チョイス年度賞、鈴木成一賞受賞。これまで250冊以上の本の表紙イラストを担当、2013年には初エッセイ「東京おとな日和」(幻冬舎)を出版し、ファッションやインテリア、そのライフスタイル全般にファンが多い。
イラストエッセイ「伊勢ISEで幸せ開き」「古事記ゆる神様100図鑑」など神社にまつわる仕事も多い。最近は、福井で陶画プロジェクトもスタート。
ブログ:http://taikomatsuo.kireiblog.excite.co.jp/

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