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東京お遍路ゆるさんぽ

松尾たいこ(まつお・たいこ)

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第66番 白龍山寿命院 東覚寺(北区・田端)

2015.10.28 更新
第66番 白龍山寿命院 東覚寺(北区・田端)

赤紙だらけの仁王像が大迫力

第66番 白龍山寿命院 東覚寺(北区・田端)与楽寺を出て大通りに戻り、向こう側に渡って少し行くと右手側に目的のお寺。なんか赤くて大きい物体がある! と、遠くからでも目立つのが、赤紙仁王様。2メートルぐらいの大きさで、阿吽(あうん)の2体が山門両脇に仁王立ち。顔にもお腹にも足にも背中にも、まさしく全身に赤い紙がたくさん貼られていて、どんな姿をしているのかわからないぐらい。三代将軍家光の時代に江戸で流行った疫病を鎮めるために東覚寺の宗海という僧侶によって造立され、いつのころからか人々が赤い紙を自分の患部と同じ所に貼って病気の治癒を願うようになったとか。願いが叶ったら奉納する草鞋(わらじ)も傍にたくさん並んでいる。これは、赤紙仁王様が祈願者や病人を見舞うのに必要だろうという祈願者の思いやりからだそう。境内には、文殊菩薩・黄金の大日如来・観世音菩薩など多くの像があるのだけれど、二宮金次郎までいたのにはびっくり。この辺りは明治から昭和にかけて芥川龍之介や室生犀星らが集まったこともあり「田端文士村」として記念館もあるそう。

 

お寺のデータ

  • 宗派/真言宗豊山派
  • 本尊/不動明王
  • 本尊真言/のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
  • 住所/北区田端2-7-3

第66番 白龍山寿命院 東覚寺 御朱印

 

☆ 街で見つけた ヒト・モノ・コト

街で見つけた ヒト・モノ・コノ 写真1
近所のお店
住宅街に突然、ビストロや洋食屋さん。雰囲気もよさそうで気になる。
街で見つけた ヒト・モノ・コノ 写真2
赤紙仁王様の説明
赤紙が貼られていない状態の写真を見ることができる。
街で見つけた ヒト・モノ・コノ 写真3
田端駅通り商店街
芥川龍之介など文士の紹介が。
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著者プロフィール

松尾たいこ(まつお・たいこ)

広島県呉市生まれ。
短大卒業後、マツダ株式会社勤務。約10年間、システム開発などに携わる。32歳で上京しセツモードセミナーへ入学。1998年からイラストレーターに転身。
第16回ザ・チョイス年度賞、鈴木成一賞受賞。これまで250冊以上の本の表紙イラストを担当、2013年には初エッセイ「東京おとな日和」(幻冬舎)を出版し、ファッションやインテリア、そのライフスタイル全般にファンが多い。
イラストエッセイ「伊勢ISEで幸せ開き」「古事記ゆる神様100図鑑」など神社にまつわる仕事も多い。最近は、福井で陶画プロジェクトもスタート。
ブログ:http://taikomatsuo.kireiblog.excite.co.jp/

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