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東京お遍路ゆるさんぽ

松尾たいこ(まつお・たいこ)

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第53番 本覚山宝光寺 自性院(台東区・谷中)

2015.09.23 更新
第53番 本覚山宝光寺 自性院(台東区・谷中)

文豪・川口松太郎著『愛染かつら』由来のお寺

第53番 本覚山宝光寺 自性院(台東区・谷中)長久院を出て左に行き、道なりに折れた左側にある。境内に入ると、なぜかすごく空が高く感じられた。この日がスコーンと抜けるような青空だったからなのか、山門の入り口が広くて隅々まで美しく整えられているからなのか。この日も、お寺の方が参道を掃き清められているところだった。境内はそう広くはなく、右に行ってすぐのところにはたくさんのお地蔵さんが集められ、その全てが赤い前掛けをしているのがかわいらしい。そして、大きくて堂々とした屋根の本堂。ここには縁結びや家庭円満の信仰を集める愛染明王(あいぜんみょうおう)が祀られていて、昔から「愛染寺」と呼ばれて人気なのだそう。本堂の上部にも額入りで「愛染寺」と掲げられている。正面奥に寺務所があるのだけれど、ひと際目を引くのが大きな桂の木。昭和12年に映画化された小説『愛染かつら』のヒントとなったのだそう。とは言え、今ある桂の木はその頃から新たに植えられたものとのこと。こういうことが知れるのも楽しいな。

 

お寺のデータ

  • 宗派/新義真言宗
  • 本尊/大日如来
  • 本尊真言/おん あびらうんけん ばざら だとばん
  • 住所/台東区谷中6-2-8

goshuin

 

☆ 街で見つけた ヒト・モノ・コト

街で見つけた ヒト・モノ・コト 写真1
岩城石材
寺院や墓地が多い場所ならでは。
街で見つけた ヒト・モノ・コト 写真2
スカイ・ザ・バスハウス
銭湯を改築した現代アートのギャラリー。最先鋭のアートを紹介していて、外観とのギャップもおもしろい。
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著者プロフィール

松尾たいこ(まつお・たいこ)

広島県呉市生まれ。
短大卒業後、マツダ株式会社勤務。約10年間、システム開発などに携わる。32歳で上京しセツモードセミナーへ入学。1998年からイラストレーターに転身。
第16回ザ・チョイス年度賞、鈴木成一賞受賞。これまで250冊以上の本の表紙イラストを担当、2013年には初エッセイ「東京おとな日和」(幻冬舎)を出版し、ファッションやインテリア、そのライフスタイル全般にファンが多い。
イラストエッセイ「伊勢ISEで幸せ開き」「古事記ゆる神様100図鑑」など神社にまつわる仕事も多い。最近は、福井で陶画プロジェクトもスタート。
ブログ:http://taikomatsuo.kireiblog.excite.co.jp/

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