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いい女.botのいろはノート

いい女.bot(いいおんなボット)

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バックナンバー  123 

ロマンチックに生きる

2018.07.06 更新

――ろ:ロマンチックに生きる――

ロマンチックに生きること。
自分の理想を追求すること。
感情の赴くままに、心が揺れるものを素直に手にとってみる。
頭が硬くなるとできなくなってしまうから。
柔軟に生きることが素敵な人生に繋がる。

“いろはノート”というすごく和風なネーミングな連載にもかかわらず、がっつりカタカナの題名にしてしまいましたが、私は「ロマンチック」という言葉が好きです。
なんだかレトロな雰囲気も持っているような気がして、よく使います。
幼いころ、再放送されていたアニメ「ドラゴンボール」のエンディングで流れていた「ロマンティックあげるよ」という曲は、「ロマンティック」という言葉がサビで歌われていることもあり、今でも覚えています。

自分がロマンチストだとは思いませんが、どうすれば素敵に、ロマンチックに生きていけるのかな、ということは、よく考えていたトピックのひとつでした。

素敵なバスルームにたくさんのキャンドルを並べて、バラやラベンダーのアロマをバスタブに数滴垂らし、広いお風呂に浸かりながら、癒しの時間を楽しむ。
食卓には大きな花瓶に存在感のあるお花。かわいい食器にヘルシーなお料理が並んでいる。
小腹が空いたらドライフルーツを食べて、お姫様が座るような大きな椅子で読書をする。

こんな風に具体的なイメージを描きながら、足りないものをひとつずつ足していくこと。
そうすれば、素敵な生活が自然と送れるはずです。
少し時間がかかっても、素敵なものを集めて、お家をしっかりと癒しの空間にする。
そして、やるべきことを頑張る。

ここまでがいい女のロマンチックな「生活」だとするなら、もう一歩踏み込んで、ロマンチックな「生き方」を選択してみるのもいいかもしれません。
ちなみにロマンチックとは、現実の平凡さ・冷たさを離れ、甘美で、空想的・情緒的または情熱的であるさま、という意味だそうです。

ときには現実的ではなく空想的に、論理的ではなく情緒的に生き方を選んでみる。
それが、素敵な人生を歩んでいく上で大切なことだと思います。
頭が凝り固まっていると、どうしても現実的な選択ばかりしてしまったり、論理的に正しいかどうかばかり考えてしまいがちです。
いろんな想像ができて、いろんな選択ができる。それ自体が柔軟に生きている証拠なのです。
ロマンチックに生きるためには、そんな柔軟性が必要なのかもしれませんね。

ここでみなさまに提案です。
頭の柔軟体操をするために、「普段選ばないほうの選択肢を取る」ことをしてみましょう。
普段選ばないお洋服を着てみたり、他人の意見を取り入れてみたり、行ったことのない街のレストランに入って、いつもは食べないものを食べてみたり。
いつも通りの毎日を大切にしすぎている人は、人生の変化としてそんな準備体操をしてみてください。普段から、現実的ではないことを取り入れ、論理的ではないことも受け入れていくと、柔軟性が増して、さらに想像力豊かに生活を楽しんでいくことができるはずです。

理想の生活、理想の自分、冒険もしてしまう自分、それすらも楽しめる自分、どんな目標でも構いませんが、「ロマンチック」が埋まっている人生の方が楽しいですよ。


――は:葉のように、しなやかに強く――

葉のようにしなやかに
強い風にも美しくなびきながら
決して折れない強さを持つこと。

頑張ってお仕事をしていれば、いろんな人に出会うことがあります。
こちらはしっかり仕事をしているにもかかわらず、
「もっとこうしてくれないと困ります」
「こんなんじゃダメです」
このように相手が言ってくることもあるでしょう。
このような相手の焦りや不安に巻き込まれて、自分まで苦しくなってしまってはいけません。
もちろん、ほかの仕事を中断して、この仕事だけに力を注ぐのも違います。
一見自己中心的なように感じますが、自分を守ることが大切。
自分を守ることを徹底しないと、さらに多くの人を困らせてしまいます。
相手に惑わされず、目の前の仕事を淡々とこなしていくことが大切なのです。

とはいえ、わかっていてもなかなかうまくいきませんよね。
ここで、葉っぱのようにしなやかに、そして強く生きてみませんか、という提案をさせてください。

私は草木の葉っぱが好きで、一見するとどれも同じに見えるのですが、形も葉脈の通り方も少しずつ違っていて、どの葉も個性的です。
そして、なんでもない葉っぱだけれど、風に吹かれてなびいている姿はしなやかで、私は強さを感じます。

個性を生かす最大の秘訣が、ここにあると思います。

「自分はたった一枚の葉っぱなんだ」ということを忘れずに、気取らず、飾らず、謙虚に生きていきたい。
葉のような生き方は、私の憧れでもあり、指針でもあります。
葉のように、風に吹かれてもしなやかに強く生きることは、平常心を保つ上で大切なことだと思います。

相手の対応でこちらの心が折れてしまわぬように、しなやかにかわしていくのです。
そうすることで平常心が保てて、さらに凛としたいい女になれるのではないでしょうか。

私の家では、花瓶に大きな丸葉ユーカリ・ポポラスを常に活けています。緑の葉っぱが家にあるだけで癒されるのです。
帰宅すると、フレッシュな葉の匂いが疲れた心を癒してくれます。
お家でリラックスするのも、疲れを溜めない上で大切ですよね。

強い風も正面から受け止めるのではなく、上手に翻しながら、美しく自分を保てる女が、きっとワンランク上のいい女のはずです。

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著者プロフィール

いい女.bot(いいおんなボット)

作家。学業と並行して心理学の資格を取得し、ビジネス書作家の付き人として活動。
そこで得た学びをもとに、2012年5月より「いい女になるための心に刺さる一言」をテーマにツイッター内で作家活動を開始。
1年間で21万、2年で26万人のフォロワーを獲得した。
10万部ベストセラー『いい女.book』(ディスカヴァー)など著書多数。

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