キノノキ - kinonoki

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2017年 09月

表紙 準備中

2017年09月15日

ひゃっほうっ!

エッセイ

My Favorite

新井素子(あらい・もとこ)

 ああ、帰ってきた、家についた……って、俺が気を抜いた瞬間だった。  いつものように、道路の上で一旦停止、切り返して、それからバックで家の駐車場に入ろうとして……で……ええっ、おい、相棒! もう三十年、俺と一緒にいる相棒 […]

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2017年09月13日

第16回

小説

名誉男性とよばないで

碧野圭(あおの・けい)

 岡村が指定したのは、飯田橋駅の東口近くにある居酒屋。会社とは反対方向にあるので、あまり来ることがない。客席を半個室に区切っていて、密談には適している。長谷川と会った店と同じような内装だ。  最近はどこの店も造りは似てい […]

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2017年09月08日

第29回

エッセイ

女って何だ?

カレー沢薫(かれーざわ・かおる)

◇孤独死しないために… 担当からのネタメモの書き出しだ。 三点リーダーをつけると、何にでも余韻が出てくるというのはわかったが、全く情緒のないテーマである。 だが年を取るごとに、人生からロマンが消え、代わりに畳臭さが漂い、 […]

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2017年09月08日

第5回 米騒動

エッセイ

耽美なる【女子美】の事件簿

芥川奈於(あくたがわ・なお)

「ぐわああぁぁッ〜!」 「うるっさい、なんだよぐわああぁぁ〜ッ!」 動物園の猛獣のように突然吠え、キャーキャーと声を荒げる連中。 「猫にこば〜ん♪ 小判に、ねっこ♪ 猫にこば〜ん♪」 「え〜!なんだその歌、それで気合いが […]

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2017年09月07日

第5回 運命に翻弄されるカサノヴァ

エッセイ

カサノヴァ 人類史上最高にモテた男の物語

鹿島茂(かしま しげる)

 ハノーヴァの娘たちが出発して以来、カサノヴァは借金の返済など、残務整理に忙しく、禁欲を強いられていたが、一七六四年二月の終わり頃、「わが邪悪な守護神に導かれて」(以下、引用は窪田般弥訳『カサノヴァ回想録』)、料亭カノン […]