キノノキ - kinonoki

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2017年 06月

表紙 準備中

2017年06月30日

第3回 いささかの欠点も見出せない美女との恋

エッセイ

カサノヴァ 人類史上最高にモテた男の物語

鹿島茂(かしま しげる)

 パウリヌがポルトガルに帰った後、カサノヴァは虚脱状態に陥ったが、しばらくすると、持ち前の好奇心が頭をもたげてきて、ロンドンのカフェや街頭で交わされている会話を採取して歩くようになる。このとき観察された風俗・習慣の中には […]

表紙 準備中

2017年06月30日

第24回

エッセイ

女って何だ?

カレー沢薫(かれーざわ・かおる)

今回のテーマは「干物女」である。 この干物女、今まで触れていなかったのが不思議なくらいメジャーな女であり、それゆえに気づかなかったのかもしれない。灯台下暗しというように、気づいたら冷蔵庫で干からびている、そんな幸せの青い […]

表紙 準備中

2017年06月28日

第11回

小説

名誉男性とよばないで

碧野圭(あおの・けい)

 診察室から近藤医師が出てきた。南小おやじの会やバーベキューで会う時の近藤医師はいつも愛想よくにこにこしているが、今日は顔が引き締まっている。仕事をする顔だ。近藤医師の専門は胃腸科だ。外科も兼ねているので、志保がもし食中 […]

表紙 準備中

2017年06月23日

「いらっしゃいませ、大天国へ。」

エッセイ

耽美なる【女子美】の事件簿

芥川奈於(あくたがわ・なお)

 今から約120年前は、「女が美術を勉強するなんて、とんでもない!」とされる世の中だった。そんな環境に不満を持ち、立ち上がった女性たちが1900年に造った美術学校。  それが伝統ある、「私立女子美術大学」。  そしてその […]

表紙 準備中

2017年06月22日

第4回 毛皮と菜食、タブーと寛容

エッセイ

天国飯と地獄耳

岡田育(おかだ いく)

 仕事仲間のアメリカ人女子は、肉や魚のほか卵や乳製品もいっさい食べない厳格なヴィーガンだが、お腹が空くと「はー、肉食いてー!」(I wanna eat meat!)と雄叫びを上げる。「あ、もちろん『私の』肉よ……」という […]

表紙 準備中

2017年06月16日

第23回

エッセイ

女って何だ?

カレー沢薫(かれーざわ・かおる)

この連載をはじめてから、「○○女」シリーズとして、「キラキラ系女子」や「ウェイ系女」のような「遠いぜ……」としか思えない女や、六本木ヒルズの屋上で「Tokyoの光……Love」とつぶやいている「逆・鎖国女」など、実在を疑 […]

表紙 準備中

2017年06月15日

守護者

小説

My Favorite

新井素子(あらい・もとこ)

「ビンゴー」  という言葉が、僕が意識を持った時、最初に認識した音だった。 「はい、ビンゴでました。はいはいはい、そこで手を挙げているお嬢さん、前に来て」  てんで、将来的に僕の持ち主になる十和子ちゃんがやってきて、みん […]

表紙 準備中

2017年06月14日

第10回

小説

名誉男性とよばないで

碧野圭(あおの・けい)

 新規事業部の部屋に戻ると、庄野がさっそく声を掛けてきた。 「今日の会議、いかがでしたか?」 「ん、まあまあ。そう言えば、社長からひとつ提案があったわ。いや、ふたつか」 「なんですか?」 「俳句のコミックを起ち上げろ、で […]